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10/26/2007
結局はどうなるんだか
政府の経済財政諮問会議が基礎年金に関して意見交換を行い、財源の確保と国庫負担割合を現行の3分の1から2分の1への確実な移行を確認(Yahoo!:ロイター)…と、ここまではなんだかよくありそう?な展開?なんですが…「全額税方式に切り替えるか、現行の保険料方式を維持するかについてはメリット・デメリットを検討するにとどまった」(「」内↑元記事より引用)てのが、どうも。
結局これまでの主張というか流れを確認しただけなんかい、と。まあ、それでも何もしないよりはマシなわけですが。
それでも経済財政諮問会議が、消費税を少なくともあと6%は上げないと「全額税方式」は成り立たない(Yahoo!:フジサンケイビジネスアイ)という試算を発表してますんで、これで「じゃあ全額税方式で」とやったらこれはこれでまた波乱がありそうではあるのですが。
…ただ…↑のコレもなんだか制限?が多い上での意見も多いわけで。例えば現行の厚生年金。これ、半額は企業が負担するんですが…「全額税」にするとこの企業側負担もなくなります。じゃあ、「半額税」にして個人が納めてる分だけを税金で賄いませんか…とやると「一律配布では意味がない」「制度上無理がある」とかそういう話が企業側から出てきそうで。…厚生年金ならほとんどの場合が給料から天引きなんで(もちろん自分で納めてるって方もいますけど)取りっぱぐれがないんで「半額税」でもいいんじゃないのか、とかそういう風にはいかないようではあります。
結局は自分の都合のいい方へ、いい方へと皆が綱を引っ張るのでなかなか決まらないんではないか…とか思ったりもしますが…さて。
どうにも話が進まないような気がしてるんですが…年金改革。国民と厚生と議員年金などなど全部一本化してどう、という話はどこへ行ったのやら。…今話し合っとんじゃい、そうせかすな、という声が聞こえてきそうですけど…。
なんか、結局はなんかどっかでお茶濁して現行そのまま…とかそういうことになりそうで、怖いんですが。何か変えるんならそれなりに反動が出るもんなんですけど、そういう「痛み」まで引っかぶるのは誰だってイヤなもんではありますし…。
03:07 PM | 固定リンク
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