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09/19/2007
いんせき
ペルー南部のカランカス近郊。隕石と思われる落下物でできたくぼみから有毒ガスが発生?住民約600人が頭痛や吐き気(Yahoo!:読売)…こういう事例は過去になかったわけではない、と思うのですが…。なんだか映画か何かでこんなのがあったような。
原因は恐らくは記事中にもあるように土中の有害物質が熱で溶け出して…ということではないか、と思うのですが。でも実際に調査してみると、思わぬことがあったりするもんではあります。
隕石というのはご周知の通り地球の外から降ってくる「石」です。…石の定義はどうする、とか、降ってくるんなら衛星軌道から地球に帰還してくるスペースシャトルだって「降って」きてるぞ、とかそういうツッコミもありますが…まあ、そこはそれ。一般的な意味での「石」が降ってくる、と。
…隕「鉄」てのもありますが…まあ、それもそれとして…。
この隕石は実は結構地球に降り注いでいる、という話もあります。でも実際はそんな被害は出てません。…答えは地球の表面にある大気圏に突入する際、ほとんどが燃え尽きてしまうから…です。○○座流星群、てのは○○座の方角からたくさんの微量なチリやら何やらが地球に降り注いできて、それらが燃え尽きることによって流れ星がたくさん見える、という現象ではあります。
しかし。
モノによっては燃え尽きずに地上に落ちてきてしまうのもあります。…それが今回の原因ではないか…と。
…インフルエンザは隕石によって地球にもたらされた…とかそういう説もあったりしますし、いや、そもそも生命は太古の地球に落ちてきた隕石から始まった…とかそういう説まであります。隕石、というと何やら宇宙の神秘が詰まってるようなイメージもあるんですが…さて。
03:14 PM | 固定リンク
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