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06/21/2007
今さらンなこと
言われても…。
アメリカの物理学者が「ブラックホールは存在しない」という新説を発表(Yahoo!:読売)。…仮説の段階なんじゃないんだろうか、とかまだまだ認知されてないんじゃないのか、とか色々考えてしまうわけですが…。
今さらンなこと言われてもってのが第一印象ではあります。自分は別に物理の専門家ってわけでもないので、ちょっと、違う方へ考えが行ってしまってます…。
ブラックホールと言えば、はくちょう座X1番星付近に初めて存在が認められたのが1970年。それから
「なんでも吸い込んでしまう黒い穴」
といった印象で世間一般には定着しております。…実際には光さえも逃げ出すことのできない重力場なので目で見ることができない=黒い、ということになるんですが。それでも吸い込まれてしまったら最後だ…的な使われ方をあちこちでしてきてたんですが…。
…いや、もし、これが「ブラックホールは存在しない」というのが定説になってしまったら、正しく物語の中だけの存在になってしまうんじゃないのか…と。ややヘン?な心配をしておるわけです。
SF関連はもちろん、それ以外でもちょっと探せば出てくる「ブラックホール」という言葉。
…中には吸い込む「ブラックホール」とは反対に噴き出す「ホワイトホール」というのがあって、それを結んでいるのが「ワームホール」というのもあります(現代の科学的な常識で正しいのかどうか、あたしゃ知りません)。…ちなみに…坂田靖子の短編連作マンガに、この説に大反対してるアマノジャクな男性てのが出てきたりしてました。なんであんなに大反対するのか(そういう話が出ただけで机叩いて怒りまくる)最後まで理由は明かされずじまいでしたが…。
…なんだかマニアック(失礼)な例を引いてしまいましたが…こういう話てのも根底には「ブラックホールは存在してるんだ」という信念?みたいなもんがあって初めて成り立つわけで。それが「存在しません」となってしまって話の流れそのものも変化してしまったらなんだか悲しいなあ…と思ってしまうわけです。
いや、まあ、大げさと言えば大げさなんですがね。そこまでブラックホール大好きというわけでもないですし。
ただ…なんか気になってしまって…というお話ではあります。
01:57 PM | 固定リンク
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