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05/14/2007

ツバメが来たりて福を呼ぶ

「益鳥」「幸福を呼ぶ」とされているツバメの話。三重の野鳥の会会員の方がツバメと人けの多さの関連を調査(Yahoo!:毎日)、いわゆる「繁華街の空洞化」の姿が浮き彫りになった、とのことです。
つまりは商店街など繁華街として発展してきた地区にはツバメが多数巣を作っていたのですが、昨今の情勢で次々と商店街がさびれていってしまうとツバメも巣を作りに来なくなってしまう…と。

一つにはツバメの習性が関係しているのではないか、とされています。
ツバメはわざと?人の出入りが多い場所に巣を作る傾向があるんだそうで。時折ニュース番組なんかで出てくる「(赤外線探知の)自動ドアを自分で開けて巣へ戻るツバメ」なんてのは好例ではないかと。こうするのは天敵であるカラスや蛇などを容易に巣に近づけなくさせるため、とされています。カラスなんかは結構用心深い性格ですし、蛇もそこまで発展した場所には近づきません。人間を上手に利用している、とも見えるやり方ではあります。
その他、もう一つあるような気がしているんですが…ツバメの可愛さ、というのもあるんではないか、と。なんだかあざといような気もしますが保護してもらえることを知ってて、そういう場所に巣を作るのでは…と。
例えばパンダという動物がいますが、あれはなんであんな目立つ格好してるんだ、と言えばそれは人間に「可愛い」と思ってもらって保護させるためだ(実際は一種の迷彩模様になってるんではないか、とのことですが)…という説があるんだそうで。哺乳類の子供の顔が丸っこいのもこうした「保護欲」を駆り立てるためだ…とかそんな話もあります。
甲高い声でヒナが鳴いてせっせせっせと親鳥がエサを運ぶ。しかもそのエサは害虫ばかり。さらに巣の場所を覚えていて、次の年も巣を作りに来る…と可愛がられる要素はばっちりだと思うのですが。

ただ…難点と言えばあのフンでしょうか。スズメなんかだとヒナのフンは親鳥が遠くへ運んでしまいます(運びやすいようにゼリー状物質に包まれてたりして)が、ツバメはそのまんまヒナが外へやってしまいますんで、大量に積みあがることになります。ヒナのフンが近くにあれば巣がバレてしまうため、スズメなんかはよそへ持って行くのですが…ツバメの場合別にバレても構わない場所に作るから問題ないのか、あるいは↑のように人間に守ってもらってるからなのか…あるいは別の何かがあるのか…。

いずれにせよ意外と「したたか」なもんではあります、動物てのは。…そう言えば近所のマンションの駐車場にツバメが来てたんですが…今年は来てないなあ、いや別に住人の数が減ったとかそういうのでもなさそうだし…なんかあるのかな…そのマンションに。

02:50 PM | 固定リンク

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