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04/13/2007

流れ流れて

アニメ番組、ゴールデンから深夜帯増殖へ(iza!)…なんだか分からんでもないような気もしますが。視聴率取れんかったら枠移動、というのはアニメだけに限ったことではないわけですし。…もちろん逆にゴールデン進出というのもあり得るのですが…さて。

アニメ=子供のためだけのモノ、という認識もまだまだ根強い昨今なわけですが。
あくまで表現方法の一つに過ぎんのであって、アニメもマンガも映画もテレビも小説も絵も音楽も根底は一緒だ…と言っても賛同の声なんかほとんどないわけで。それでもまあ、誰にでも共感できる評価方法てのは存在してます。…面白くなかったら観ない(見ない・読まない・聞かないなどなど)。
ただ、これは観る側からの事情なわけで。作る側からすればそこはそれ、色々様々な事情が絡んできます。
ゴールデンと深夜、そのアニメの違いは、というと…スポンサーです。CMに入る際に出る「提供」の下に並ぶ名前。当たり前ですがゴールデンは時にその番組内容とは関係なさそうな企業まで入っていたりします。
が…深夜の方はアニメ制作会社であったりDVD制作・もしくは販売会社であったり。つまりはそのアニメに関係してる企業しかない、てなケースも多々あります(むしろほとんど?)。その理由は↑の記事にもある通り「DVDとか関連商品でモトが取れる」ということで、スポンサーの必要性が低くなってる、ということのようです。

こうなるといくつか長所と短所が出てきます。
長所は自由度が増えること。スポンサーの意向がゼロに近い、ということは現場の意向が大きく反映できることになります。実験的であったりマニアックであったり。そういうモノを作りやすくなります。
短所は…カネがないこと。予算の縛りが出てくるので質が低下する可能性も出てきます。…作画くずれとか。
何事もなかなかうまくはいかないもので。ゴールデンでスポンサーもついてカネはあるけどいいもんできんかった…とか、逆に深夜で人知れず放送されてたけどあれは名作だった…とか。
…こういうのは別にアニメに限ったことではないようにも思いますが。

ただ、最近はまた違った方面からアニメやマンガが見直されてきてはいるようで、嬉しいような戸惑うような。…すぐに実写化とかハリウッドてのはどうか、とは思うんですが…現物の味、というか良さってのもあると思うんですが。

06:48 AM | 固定リンク

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