« やっぱり飛ぶか | トップページ | 「冬」の終焉 »

02/27/2007

なんとも

言いがたいモノがありますが。
タイで豚肉の価格が下落、子豚をワニなどのエサに「公開処分」する業者も(Yahoo!:時事)。…「かわいそう」と言うのは非常に簡単なのですが。欧米あたりの動物愛護団体からクレームが付きそうではあるのですが…。

事態はかなり切迫している、ということではないか、と。
当たり前ですが豚肉業者てのは出荷することを大前提として豚を育ててます。そして豚を出荷する=お金が入って生活が成り立つ、と。もちろんいくつか違うケースもあるのでしょうけど(副業があるとか)、基本は自分が育てた豚を売る、と…。
それが売っても意味ない、ということになれば?
普通なら何らかの工夫をするとか、あるいは耐え忍ぶとか。豚と人間の係わり合いてのはハンパじゃない年数かかってますんで、業者数がとんでもないほど飽和状態になったとしても「養豚」事業が消える…とかそういうことはあり得ないでしょう。…個人で廃業、というのは十分にありそうですけど。だから何らかの「手段」があるんではないか、と。
でも…そういう「手段」は全部出尽くして、もうお手上げ、ということなのかも…と。
あるいはそういう業者がいましたよ、ワニに子豚食わせてましたよ…でもそれはほんの一部なんだよ、話題づくりみたいなもんなんだよ…ということで、ほとんどの業者は必死に対応に追われてるんですよ…てなとこなのかも知れませんが。

日本でも過剰に育った野菜なんかを廃棄してますが(たしかいくらか補助金?が出たはずなんですが)…好きで廃棄してるって業者はほとんどいない、と思ってます。豚だってそうなわけで。これから手塩にかけて育てて、立派に出荷…しようとしてる子豚を「公開処分」てのはまずやらない、いや、やりたくないだろ、と思うのですが…色々と事情があるもんではないのかな、と…。

05:48 AM | 固定リンク

コメント