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01/30/2007

ンなもん飲めるかっ!

とかそうなりそうですけど。
オーストラリア北東部のクインズランド州の一部、下水をリサイクル処理した水を2008年から使用すると決定(Yahoo!:読売)。もちろん害はないのでしょうけど、かなりの抵抗が予想されます。…リサイクル処理済の下水導入に対しての是非を問う住民投票、てのも予定されてたそうなんですが「それどころじゃない」と事態は切迫している模様です。

日本だと…どうなんでしょう。瀬戸内海地方だと「断水」というのはシャレにならんくらいあったりしますが(昔々からそういう状況だったんで、雨水を貯めるため池てのが多数残ってます)…他ですと例えば工事のために、とか事故で…とかそういう止むを得ずに水道が止まる、ということはあっても↑のように切羽詰るとか、てのは…上水道の整備された近年はなかったように記憶してます。
それでも水不足というのは今後は環境絡みで出てきそうな問題ではあります。世界の水資源も無限ではありませんし。たまたま?日本は水資源が豊富ですけどそうでない国てのはたくさんあるわけで。あと○○年で地球の水資源は枯渇する…! という警告はあちこちでも目にします。節水を心がけよう、とかそういう取り組みも多々あります。
…それでも↑までは切羽詰ってませんが。

あるいは来るべき宇宙時代(古いフレーズだなや)、宇宙では水は貴重品。ここは完全リサイクルで宇宙船内で水を回して利用しよう…という取り組みはすでに始まってますし、やろうと思えばかなり実用できるとのことですが(その手の実験用宇宙船には二人が乗る。一人は水を飲む被験者。そしてもう一人はこれは安全で安心だ、と納得させる心理学者だ…なんてジョーク?もあったりして)…これは一人とか多くても十人未満での話。多数の人間に応用するのはまだまだ無理な話ではあります。

…それでもなんかン年くらいして、世界的に本格的に水資源がヤバくなって。そういうシステムが定着してしまうと当たり前になってしまうような、そんな気もしているんですが。「オリジナルの水だ!」とか言ってめったに降らない雨を奇跡でも見るように崇め奉る、とか…。

06:56 AM | 固定リンク

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