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11/13/2006

切手のことなど

アメリカ。20万ドル(未使用時)の切手が封筒に、でも今は確認できず(CNN)…最初読んだ時は「なのこっちゃ」と思ってしまったんですが。…つまりは不在者投票用に郵送されてきた封筒に珍しい切手が貼ってあった(らしい)→当然普通の不在者票と同様に開封して処理→中身はともかく封筒は…→しかし州法により選挙後22ヶ月は封筒に触れない…と。確認したいんだけど確認できない、もしかすると高額な切手なのかも知れないのに、と。

切手は「Inverted Jenny」と呼ばれる豪快なミスプリ?の切手です。1918年発行の24セント。図象の飛行機が上下さかさまに印刷されている、という…例えが古いですけど昔流行った王冠のズレみたいなもんでしょうか(…ちょっと違うか…)。
当然高価なもので未使用なら20万ドル(約2360万円)なんですが…使用済みなら半額以下から一割程度に目減りしてしまいます。まあ、そういうのは切手に限らず古銭でも似たようなもので。ギザつき十円玉には10円以上の値がつく…とかそういう話は今でも流れたりしますけど、それは最低限「未使用」、つまり人の手がほとんど触れてない、宝物のように扱われたモノに限られてたりします。普通にお釣りでもらった十円玉ではダメだ、ということです。

そう言えばこの↑切手、よく見ると「コイル切手」なんですな。自販機専用の上下もしくは左右にミシン目がない切手で…自販機の販売口からぺろっと出てきたのを必要な枚数分切る、というもの。自販機内部にコイル状に巻かれた切手が入ってるんでこの名前があります。
切手の自販機というと…アメリカでも日本でもこういうのだったと思いますが…最近見てないな、切手の自販機。以前住んでたとこには郵便局の前にあったんですが(なぜかほとんど売り切れだったような…)あれはいわゆる「大きな郵便局」だったからかなあ…こっちでよく利用するのはそれほど大きくはないのばかりです。
切手の博物館(「切手を知る」→「切手の豆知識」→「第6回コイル切手」)
…ちなみに日本初の自販機は「切手」の自販機でした。
自動販売機(Wikipedia)
海外では日本ほど自販機が発達しておらず(それこそ切手とか…ガムとか)、技術的にも怪しい?のも多くて「賽銭箱」状態のもあるので要注意なんだとか。
…海外旅行の際はぜひ、ご注意を。方法が各国によって違うので(投入→金額分の商品出てくる、ではなくお釣りなしで投入された全額分の商品が出てくる場合とか)大慌てになるケースも少なくないんだそうで…。

02:25 PM | 固定リンク

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