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09/28/2006
ゼーガペイン
いきなりなんだ、と思われるかも知れませんが(このパターンばかり…)ちょっと紹介を。今日で最終回だったアニメ「ゼーガペイン」です。内容は…まあ、いわゆる「ロボット物」なんですが。ただ、派手にがっつんがっつんやるもんでもないので、そういう展開を期待されてる方にはあんまりオススメできないかも。
しかも用語が難解というかハードというか。
「エンタングル」「量子サーバ」「イェル」「ウェットダメージ」「上腕二頭筋」…などなど。それぞれ単体で出されてきたら何のことだかさっぱり分からんもんばかり。量子力学や量子論(どんなんだか説明すらできませんがな)など、その手の用語を使用している場合も多いです。その他も、作中で一応説明されている事柄であっても理解するのにある程度の「そしゃく」が必要だったりして…さすがにそこまで難しいのはどうかな、と。結果的に見る相手を選ぶことになってしまっています。…放送枠はPM6:00からで、決して対象年齢層の高くはない時間帯。事実、プラモは主要機体のみの販売で…DVDもそれほど売れてないという声も…。
しかし用語やお話に一本、筋が通っているので「こういうもんか」と自分の中で納得しながら見ていくと結構面白いストーリーだと思います。色々調べてみると意外な発見があったりしますし。そういう「難解さ」を逆にじっくりと眺め倒して楽しむこともできます。
実はあんまりロボット物は好きではない方で。
コレもちらっと見た時にそういう系統に見えたんで、その時限りで切ってたんですが…何かの拍子で見直してからあれよあれよと言う間に最終回になってしまいました。最近のアニメてのは最終回で大ゴケするとか伏線を回収せずに放りっぱなし、てのが多いんで警戒?してたんですが…妙に納得させてくれる最終回で、ホッとしたと言うか何と言うか。
こういう「静(世界観打ち出し)」と「動(アクション打ち出し)」が一定のテンポやリズム持ったまま交錯しつつ、キャラに現実味のある物語が好きなんかも知れません。ま、コレに関してはアクションがダメダメてな人もいますんで(私は気にならんかったんですが)その辺は…まあ。製作元が某有名ロボット物作ったとこですもんねえ…期待されて当然なのかも。
現行のメディアは「アニメ(地上波終了)」「ゲーム(続編?決定)」「マンガ」となってます。マンガは未読なんですが…外伝的要素?が強いとのこと。…音楽はオリジナルサウンドトラックは1がすでに発売中、2は来月に。そしてOPとEDはそれぞれが発売されています。…高音系のいい曲で、内容にもマッチしてます。両方とも。
願わくば…続編とか映画化とか、そーいうのはヤメテ頂きたい、と(ドラマCDも出るそうですけど続編ではないようで)。あのエンディングで十分。それ以上何加えても蛇足になっちまうんではないんでしょうか…と。
途中からでしたけど、面白く見させて頂きました。お礼を言いたい気持ちでいっぱいです。スタッフや関係者の皆さん、本当にイイ物語をありがとうございました、と…。
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→ゼーガペイン NOT
→ZEGAPAIN WIKI
→ZEGAPAIN(Wikipedia)
→ゼーガペインキャプネタ保管庫
08:37 PM | 固定リンク
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