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07/08/2006

約一年ぶり

7/4のPM2:38(日本時間 7/5のAM3:38)、スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げ成功。約一年ぶりの打ち上げ成功(正確には延期に次ぐ延期というやつで、失敗してたわけじゃないんですが)になります。これでここんとこしばらく停滞してたアメリカの宇宙事業が再開してくれるといいなー…とか無邪気に思ってしまったりしてしまうのですが…さて。
Yahoo! サイエンストピックス:ディスカバリー
NASA

ディスカバリーは7/6のAM10:52(日本時間7/6PM11:52)にISS(国際宇宙ステーション)にドッキングしました。
事故によりスペースシャトル計画そのものの見直しが必要となり…事実上の「凍結」期間中ISSに人員やら物資やらを運んでいたのはロシアでした。本来ならオービターとソユーズの二頭?体制だったのですけど、それがそうもいかず。ロシアの方もかなりキビシイんですが(民主化してからの混乱、てのはまだまだ続いてるようなもんです…)それでも律儀に打ち上げてました。
日本も本当は実験棟を打ち上げてもらう(…と言うのもなんとも情けない話ではあるのですが)はずだったんですが…いや、時期とかそういう具体性もないし、そもそも「きぼう」そのものが…各国ともに消極的になってきてる現在、ISSの存続そのものも危うい、のかも知れません…。そうなったら…もったいないなあ、ここまで培ってきたってぇのに。

スペースシャトルの方は、今回も打ち上げ時に以前から指摘されていた耐熱タイルの剥離も確認されてます。そもそも打ち上げ延期になったのもコレ系だったようですし。で、後継機の話もすでに上がってきています…2010年にはオービターもISS関連からも引退しますし。その名は「アレス」で計画目標は月面探査(Yahoo!:Sankei)…どういう形なんだ、とか形態は、とかその辺は分かりませんが。
…でも複数回使用可能な機体、というコンセプトは今回で一旦終了となりそうな、そんな気がしてます。やっぱり手間と金がかかりすぎるもんなあ、メンテに。

03:37 PM | 固定リンク

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