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06/14/2006
平均で3.9年
世界のどこかで新薬が開発・販売されて…日本で認可されるまでの年数が平均で3.9年(薬事日報)かかるそうです。さらに世界で売り上げ100位以内の薬品のうち3割が日本では未承認(Yahoo!:読売)…という話もあります。↑と記事中の内容に若干の違いがありますが、やはり認可されるまでの年月が長すぎるというのがその原因の一つになっている、とのこと。
なんだか日本人の体質?のようなもので失敗がないようにじっくりと時間をかけて調査してるような、そんな感じがしますが(あるいは悪く言えば責任回避?)…最近は審査の期間そのものは短くなってきてるんだそうで。それ以上に時間がかかるのが…申請に至る道すじ、のようで。つまりは「コレを広く売りたい」という製品のチェックよりも、「売りたい」と持ってくるまでに時間がかかってしまう…ということでしょうか。
そういうとこはなんとかできそうなんじゃないのかなあ…と、素人には思えてしまうんですが。例えば審査機関の簡素化とか。あるいは逆に門戸を広げてみるとか。
でも…やっぱり難しい面も多そうではあります。何せ、ヘタすると人命に直接関わってきてしまいますんで…慎重にならざるを得ないような。新薬、と言っても簡単に造れるもんではないですし。
さて…
国内産?はどうなんだろう…と思うんですが。国内で開発された薬品てのはどれくらいで認可されて販売(普通に買える一般薬ではなくても)や流通されるもんなんだろうかなあ…と。こちらも結構時間がかかっているような気がするんですが…なんだか色々としがらみ?やら何やらがありそうで…。
08:29 PM | 固定リンク
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» 新薬の世界初上市から日本発売まで3.9年 [薬のニュースは薬事日報から]
世界で初めて発売された新薬が、日本で発売されるまでに平均3.9年かかることが、日本製薬工業協会の医薬産業政策研究所の福原浩行主任研究員の調べで分かった。原因として日本での治験期間の長さ、治験開始時期の遅さを指摘した。
これは研究報告書「医薬品の世界初上市から各国における上市までの期間―日本の医薬品へのアクセス改善に向けて―」にまとめられたもの。
それによると、新薬が世界に行き渡るスピードは年々早まり、1990年代には30カ国で発売されるまでに平均1年半〜4年かかっていたが、20... 続きを読む
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