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05/21/2006

精度が…

政府の世論調査、回収率5割台に急落(Yahoo!:毎日)…個人情報保護法の影響もあるのではないか、とされていますが…さて。2割近くも落ちた、てことはなんか他にもありそうな気がしてるんですが…「どこで俺の住所知ったんだ」でそれだけ減るもんなのかどうか、と。
でもたしかに面接形式てのは…今時では難しいのかも知れませんが。

「相次ぐ振り込め詐欺などで情報流出への警戒感が強まり、それを個人情報保護法のイメージが後押しした」(「」内↑記事より引用)という分析もあります。見知らぬ人が自分の家の住所やら電話番号やら知っていたらたしかにイヤですが…その情報の内容にもよるんではないか、とは思うのですが。例えば「名前」というのも立派な個人情報です。でも、どっかの魔法使いじゃああるまいし、名前知られてイヤがる人というのはどれくらいいるもんなんでしょうか…? 「キャッシュカードの暗証番号」と比べると…?
「住所」「電話番号」が他へ知られるから、という理由で小学校の緊急連絡網が廃止されたりする昨今ではありますが、得た情報によってはそれほど重要性のないものもあります。取るに足らないというわけではありませんが、活用頻度?のそれほど高くない情報があるのも事実なわけで。あるいは知られても問題ないように対策施してる人もいます。状況状況によって違ってくるのでは…?

しかしその一方でその「あんまり重要ではない」情報によって被害が起きたりもしています。住所知られて結果的に精神的な被害こうむった、というケースはたくさんあります。自己防衛の意味でもむやみに住所やら電話番号やらは晒さない方がいい。どこからどうやって犯罪や障害に結びついてしまうか、誰にも分からない…。
…どっちにすべき、簡単に決められるもんではないわけで。一度法整備してしまっていますし、個人の状況によって違ってくるもんではありますし。でも、↑記事にもあるように世論調査の場合国の行く末に影響したりしてきますんで、精度は落ちて欲しくはないのですが…もう少し、法律の方に幅持たせる、てのは…やはり難しいんでしょうかね、たしかにあんまりやりすぎると法律の意味がなくなってしまうんですが。

07:03 PM | 固定リンク

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