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04/22/2006
世代交代
そろそろ各方面にそういう「波」が押し寄せてきております。テレビ番組「笑点」も例外ではなく。司会の三遊亭円楽師匠と「チャ・ラーン」でおなじみの林家こん平師匠の「勇退」が決定的となりました(Yahoo!:デイリースポーツ)。「笑点」としてスタートしたのは1966年。円楽師匠は第一回から一時降板をはさんで1977年まで出演、1983年に司会者として復帰しています。こん平師匠は五代目の司会者となる桂歌丸師匠とともに第一回からの出演者(共に一時降板期あり)でしたが…やはり時代の流れ、というやつでしょうか。さびしくもあります。
なお、円楽師匠→歌丸師匠への「司会者」変更、そしてこん平師匠の後釜は現在代役となっているたい平師匠となりますが、歌丸師匠の抜けた出演者の穴は春風亭昇太師匠が有力候補とのこと。
→笑点web(日テレ)
→笑点(Wikipedia)
初めて見たのはいつだったか…覚えてませんが。…司会が三波伸介さんの時のはずで、なんだかその辺は覚えているような気がしてます。時間的に夕食の時間で、なんとなくテレビがついてて、そこで見たような記憶もあります。
まあ、寄席に行ったことのないエセ落語ファンにとっては原点のような番組ではあります「笑点」、大喜利もイイんですが…「前座」の芸人さんたちもイイものではあります。これと日曜朝早くにNHKでやってる「日本の話芸」で落語や芸への飢えをしのいでた時期もあったりして。余分な動きや余計な動作のない「話」「しゃべくり」「間」「掛け合い」だけで笑いなどの感情を相手に共有させ得るってのは…よく考えてみりゃ、スゴイことではあるわけで。素人が簡単にできることではない(簡単そうに見えるんですが)わけで…玄人の良さ、というのがにじみ出てて、なんとも言えない。
こういう「イイなあ…」と思わせる原点が笑点だったわけです。
そしてその笑点にも新たな世代への交代の波が。いつまでもあの面子で続くわきゃない、ドラえもんだって入れ替えやったじゃないか(ほとんど見てないんですが…)、サザエさんだって少しずつ変わってきてるぞ、と…そういうのは分かってるんですが、ねぇ…。
やっぱりさびしいもんなんですねえ…こういうのは。もちろん、新しい方たちには頑張って欲しいですし、新しい笑点を見せていって欲しいのですが。
09:02 PM | 固定リンク
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» 笑点小史 [銀河後悔日誌から]
「笑点」司会の、三遊亭圓楽師匠が休養し、3月から冒頭の挨拶のみ復帰してから約1ヶ月。
5月14日の放送を最後に勇退し、後任の司会は現在代行している桂歌丸師匠が務めることが発表された。
昨年の10月、圓楽さんの入院の際に、これまでの「笑点」メンバーの変遷をまとめてみた。
今回、新メンバー発表を機に、改訂版を書いてみたい(以下、敬称略)。
「笑点」が始まる前、昭和40年3月12日より「金曜夜席」という番組が放送された。�... 続きを読む
受信: Apr 24, 2006, 2:36:09 AM
» 春風亭昇太師匠が新「笑点」メンバーに [北の暮らし in Aomoriから]
円楽さん、こん平さんの勇退を機に 新メンバーとして選ばれたのは 僕の予想通り、昇太師匠でした。 (密かに、万一を考え、こう予測してました。) (林家たい平さんも、こん平代理から正式メンバーに昇格です。) 古参メンバーが多く、昇太師匠としては ちょっと年齢的に微妙な立場 (中間管理職みたい) になりそうですが、 人気・実力とも申し分のない選出だったと思います。 (ちょっと、あの中に入っちゃうのは もったいないくらいです。) それにしても、一気に若返った感じです。 型破りの「笑点」として、生まれ変われそ... 続きを読む
受信: Apr 24, 2006, 8:31:01 AM
» 『笑点』メンバー交代!! [ゆげやかんの熱湯!沸騰!大激闘!!から]
前々から、『笑点』の圓楽さんが、司会を降板するというニュースは知ってますよね。そんな中、昨日になって落語も引退するという話が出ました。現在73歳。もうやり切ったのでしょうね。また、療養中のこん平さんも降板するんだそうです。私が小さい頃から、変わらないメン....... 続きを読む
受信: Apr 24, 2006, 11:49:29 AM