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01/23/2006

イヤな20周年

今年の一月は実はコンピュータウィルス発見から20周年とのこと(Yahoo!:ITmedia)。1986年に発見されたウィルス(パキスタン発:しかも製作者に元々攻撃意図なし…)はフロッピーディスク経由で広がっていくものでした。そのため最近のようにネットやメール経由で爆発的に拡散…というものではなく数ヶ月単位で広がっていく、というものでした。
おはなしウィルスの歴史(マカフィー)

そりゃあ、そのヤバいディスクがないと感染しないわけですから、今よりずっと時間がかかります。セキュリティホール勝手に見つけて勝手に侵入してくる現代のとは比べられません。…が、当時は今ほどのセキュリティ対策はなかったわけで。もし感染したら…いや、あの頃のコンピュータてのは専門家とか一部のマニアが扱うもんだったような。価格もハンパではありませんでしたし。そういう対策や対応もきちんとできたのかも知れません、が。
しかし…イヤなもんだったんでしょうね…それは今も昔も変わるもんではないような。

昨今の場合ですと、セキュリティ対策というのはPCの標準装備になってきてます。今現在ネット繋いでて何もそういう対策してない、という方は…ちょっと、ヤバいです。あくまで確率のお話ですけどとんでもない事態に陥る可能性がぐん、と高くなります。
…いきなりPCが爆発するとか、そーいうことはないですが。意味不明の迷惑メールを垂れ流す原因になったり、PCが完膚なきまでにダメージを受けて復旧不能になってしまったり。あるいは…PC内を勝手に公開されてしまって個人情報盗まれまくり、とか。…考えてもみなかった状況になってしまうことも考えられます。ヘタすると生命の危険にまで直結しそうな。

対策をきちんととってれば過剰に怖がる必要もないのですが。昔と比べて安くPCが手に入る昨今。イヤな20周年ですけど、もう一度セキュリティを見直すいい機会なのかも知れません。

03:08 PM | 固定リンク

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