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11/25/2005
とみくじ
江戸期は富くじでしたが、今は宝くじ。今日、11/25は年末ジャンボ宝くじの発売日です。→宝くじネット・ドットコム
こういうのは一種の縁起物でもあるわけですが。しかし、一等前後賞合わせて三億円…。一枚だけ買って一等当選…というパターンはあんまりなく、最低でもン十枚単位で連番とか、それくらい買って当てに行く、と言う話をどっかで聞いたことがあります。とすると…前後賞も含めて当選、という形は結構あるのかも知れません。
江戸の富くじは例えばどっかのお寺がやる、どっかの藩がやる…というもので、幕府が率先して全国規模でやってた、とかそういうもんではありません(当たり前か)。富くじにしろ宝くじにしろ、基本的に主催者が儲かるようにできてますんで、そこそこ名の通った団体ならみんなやろうとします。今は法律か何かあったと思いますが…江戸期はどうだったんだろ。藩内でしか通用しない富くじとかそういうのはあったと思いますけど…。
今でも自治体が中心になってやってますんで、その辺の事情は違いがないのかも知れません。
しかし、富くじの場合はまさに「バクチ」で、今の宝くじが一枚100円とかそんなもんで気軽に買えますけど…富くじ一枚で一分(いちぶ)とかそれくらいはしたそうで。えーと、現代で言うと…いくらぐらいだろ、当時の職人さんの手間賃が月に一分ほどだったって話があります。だから…万単位の金額…いや…十数万とかそれっくらいはしてしまう…と考えることもできます。金持ちならともかく庶民にとっては正に「夢を買う」わけで。当たりゃ大きいですけど外れたら…。
なお、当時も一等からそれ以下、当選金額は色々あったようです。
今日の宝くじの発売日に並んで買う…というのも一種の縁起かつぎなんでしょうけど、江戸の場合だと当たった家のしゃもじを借りてくると当たるようになる、とか。そういうのもあったようで。この辺のところも現代とさほど変わってないようです。
しかし。現代になるとこんな???な話もあります。…去年の宝くじ換金忘れ合計22億5000万円(Yahoo!:Kyodo)…これは去年の年末ジャンボの話。てことは…他の宝くじも合わせたらとんでもない金額になりそうな。去年の年末ジャンボの換金期限は来年の1月4日。心当たりのある方はぜひ確認を…。
05:02 PM | 固定リンク
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