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11/22/2005
「女性」と「女系」 #2
皇位継承権問題で「長子優先」を全会一致で確認(Yahoo!:毎日)…まだやってます、この「問題」…よく考えてみりゃ、たしかにすぱっと答えが出てくるものでもないんですが…やっぱり時間、かかっちまうもんなんですねえ…。
「長子」ということは、男女の区別なく今上天皇に最も近い子孫が皇位を継承できることになります。
ただ、この確認はあくまでも小泉首相の私的諮問機関である「皇室典範に関する有識者会議」での確認、ということで法的(意味合いがちょっと違うかも)な拘束力はありません。順調に行けばこの会議の結果をもって、次の通常国会で審議・採択という流れになります。…それまではまだ時間があります。
当然のことながら↑こういう結末に反対が出ることは予想されるわけで。例えば寛仁親王殿下のエッセーでの「やはり男系重視の方が…」発言とか。実際にその文章を読んだわけではないので、どうこうとは言えませんが、身内からしてみりゃ、やはりやりきれない部分もあるんではないかと。こういうことに関してもっと皇族の方々からも意見を「確認」してみてもいいんではないか…と個人的には思うんですが。でも…難しいでしょうねえ、戦後からこっち、こういう意見を公的には(私的にも?)述べるのもなんだか禁止されてるような状況ですし。
少し前の皇太子殿下の「雅子に対する~」発言でも相当あちこちから色んな声があがってましたし…そうなってくるとどこら辺が「開かれた皇室」なんだかなあ…とか思ってしまったりして。
まあ、そういうどうにも「お飾り」的な要素があるのは、ある意味、仕方ないかな…という観もあるわけですが。逆に…べらべら自分の主張をしゃべり倒す皇族の方々てのも…やはり想像しにくいわけで。そういうとこ、やはりイメージの問題でもあるような。
さて…一応の一区切りとなりそうな今回の「確認」ですが。これからどういう方向へ行くのか…気になるところではあります。
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