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08/11/2005
飛び入りでヤリ投げ
為末選手の400mハードル銅メダル、末続選手は決勝戦進出ならず…と日本人関連の話題も出つつある、ヘルシンキで行われてる世界陸上ですが。→10th IAAF World Championships in Athletics Helsinki (英語)
…実はこういうことも起きてます。遅刻してしまった砲丸投げの選手、ヤリ投げに出場(Yahoo!:スポーツニッポン)。
この選手はサモアのシャカ・ソラ選手、28歳。エントリーしていたのは砲丸投げと円盤投げ。特に円盤投げはアテネ五輪に出場したほどの実力?だったようなんですが。パラオ→マニラ→ヘルシンキの予定がマニラ行きの便に乗り遅れて三日足止め。結果として砲丸投げも円盤投げも種目終了で不戦敗。
しかし世界陸上には「1カ国から男女各1人が出場の場合は参加標準記録にかかわらずエントリーできる」(「」内↑記事より引用)規定があるんだそうで、唯一できそうな?種目で日程も合っていたヤリ投げの予選に参加してみた、とのこと。
「日程表を見たら、やりしか残ってなかった。戦わないで帰るのは嫌だった」(「」内↑記事より引用)
というなかなか男らしい言葉でしたが…結果は一番いい記録で41.18m。トップ通過したロシアのマカロフ・セルゲイ選手は85.08mで…ケタが違っていて、予選通過どころか当然最下位。それどころか一つ前の順位の選手が64.44m出してますんで…はるかに及ばない成績、でした。
→IAAF - World Championships 2005 - Timetable and Results "Javelin Throw - men" (英語)
それでもなんだか楽しそうで、どこかホッとしていたり。そりゃあ…内心は後悔と自責の念で渦巻いていたり…いや、なんだかそんなのとはそれこそ次元が違うような。本命?だった砲丸投げで1位になった選手に対して「彼はすごくラッキーだ。オレが出なかったんだからな」(「」内↑記事より引用)とか「いい教訓が得られた。オレにはやり投げは向いていないよ」(「」内↑記事より引用)とかそういうコメントまで。
…日本人だったらもっと湿っぽくなりそうなんですが。こういうとこ、やっぱり世界は広い…。
ところであれはアテネオリンピックでしたか。一度も競泳用プールで泳いだことのない選手が出て(もちろん最下位)、でも選手も観客もなんだかほのぼのとしてたのは。妙な一体感というか何と言うか。
運動会なんかの長距離走で最下位の子が入ってくると、みんなして拍手で出迎えますけど。当人は恥ずかしさでいっぱいなんですけど。でも…後から思い出してみるとくすぐったいけどイイ思い出になってて。…こういうとこは万国共通なんでしょうか。
01:51 PM | 固定リンク
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