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06/29/2005
ついに運用開始
実は運用開始してました…ひまわり6号→気象庁:気象観測衛星について
6/28の正午より正式に観測開始。ひまわり5号の後継機打ち上げ失敗が1999年。その後老朽化が進みつつあったアメリカのゴーズ9号を2003年からだましだまし使うような状況でしたが…ここへ来て、ようやく。「ひまわり」が復活しました。
気象衛星に限らず打ち上げられた人工衛星てのは、打ち上げられた時の技術のまんま地球を回ることになります。今後は人工衛星の軌道上でのメンテナンスとかそういう延命?処置ができるようになるかも知れませんが…現状では技術面…いや、資金面で無理があります。だから打ち上げられたら、そのまんま。
そのため、当たり前ですが…後から打ち上げた方が技術的には格段に上のものになります。
今回のひまわりも画素数の大幅なアップ(8000万→1億3000万)や観測可能地域の拡大、センサー強化、などなど。ひまわり5号やゴーズの時は老朽化が進んでたせいもあって観測区域が限定されたりしてました。台風情報の強化や津波の情報。そういった方面にもさらに強くなった、と。
お役御免となった衛星は…今後はバックアップとして使うのか…どうか。そこまでは分かりませんが。
期限の切れた人工衛星てのは基本的に地球を回り続けます。永遠に。でも実際はどっか何かで減速されて地球に落下、燃え尽きてしまいます(流れ星みたいに見える時もあるんだとか)…今までお疲れ様でしたと言いたいと思います。
06:15 PM | 固定リンク
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