05/09/2005
回復傾向
京都の木津川で天然アユの遡上?(Yahoo!:京都新聞)…大抵はどこの川でも稚アユを放流しているのですが。これはほとんどが琵琶湖産のもの。しかし天然遡上のアユ、となると…期待したいところなんですが…。
一時(昭和30年代~?)に比べると日本中の河川がキレイになった、と言われてます。戦後から経済の発展からどうしてもどこかに出てきてしまう「キシミ」が集中したような形になってました河川の汚染。そりゃ、家庭からでも工場からでもそのまま汚水を垂れ流し続ければ水は汚れますがな。川が汚れれば海も汚れるわけで。
…今は…信じられないかも知れませんが。以前は「東京湾北部で獲れた魚は絶対に食わない」て人もいたくらい。最近はキレイになってきてますけど。昔は…時折映像なんかでも出ます、死んだ魚が大量に浮いたりしてました。
最近はきちんと規制されてるせいか(効果がうんぬん、というよりも…やるだけマシってもんで)魚が帰ってきてる…ような気はします。
で、天然アユ。ほんとーにほんとーなのかどうか、という素朴な疑問もあるのですが。たしかに木津川で産卵、遡上してきたものなのか、とか。年に一回調べただけで決めちまっていいのか、とか。目視で確認てどれだけ正確なんだろーか、とか。まあ、色々あるわけですけれども。
それでもこういう話が出てくること自体が、嬉しい。どこかホッとさせてくれるもんではあります。アユの遡上してくる川はたくさんあるのですがほとんどが稚アユを放流してる結果のこと。実際に天然のアユが…いやアユでなくてもいいか、元からそこにいた魚やらが帰ってくる…となると、PRになるとかそーいうこと置いといても嬉しいことだと思うのですが。
ようやく回復を始めてるんではないか、と。そんな風にも思うわけです。
05:28 PM | 固定リンク
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