« 少し遅めの流行開始 | トップページ | うちあげの成功 »
02/25/2005
私の場合は「VI」まで
あの坂口博信氏が次世代Xbox向けRPG開発予定(Yahoo!:ITmedia)…坂口氏、と言えばあのFFのプロデューサーなどを歴任、FFの生みの親と言ってもいい人物。ってまあ、別にXboxでFF作るわけでもないでしょうに。
2001年にスクウェア(当時)を退職、次の創作への準備を進めていたとのことで、いわゆる「据え置き」型ゲーム機で新作RPGを出すのはスクウェア以来…って、GBAか何かでやってたっけか。…あんまり記憶がないんですが…。
坂口氏はスクウェア草創期からのメンバーの一人。FFIがファミコンで出たのは1987年ですから…もう20年近くも経ってしまってます。FF最新作はXIでしたっけ。オンラインゲームの。XIIがそろそろ出るんだったけか(FFXII公式サイト)…あんまし興味なくなっちまってます。一応IIIからVI、VII、IX、Xはクリアしたんですけどね。その後は…なんだかどうでもいいと言うか、別にゲームじゃなくてもいいカタチになっちまったんではないか…とか。オンラインの方はやってないんで特にどう、とは言えないんですが。
…というFF話はともかく(オイ。
力(ちょっと語弊があるか)のある製作者が新しい分野でその活躍の場を得る…というのは素晴らしいことではあります。同業界内での移動だと本当に「タダの移動」になってしまいますが、この場合MSはまたちょっと違う雰囲気がありそうなんで…また違う形での発現ができるのではないか、と。特にXboxは日本内での売り上げが…どうも、今ひとつ、のようですし(アメリカではどうなんだか。ちょっと分かりませんが)。次世代機での巻き返しにはもってこいの人材なんでは…!!!
なんですが。どうも…ゲームのいわゆる「頭打ち」状態というのが気になっています。
坂口氏がどこかで「国内のゲームは『続編』ばかり」ということ言っておられた記憶があります。…いや、アンタがそれ言うか、とも思うのですが…判で押したように同じようなのばっかりになってるような印象は、たしかに。昔のような新しい刺激ってやつがもうなくなってしまったのか。あるいはゲーム会社の怠慢なのか。あるいはユーザー側の熱意が足りないのか。…色々あるとは思うのですが…物事ってのは一旦大きく幅広く拡散して、時が経つと少しずつ小さく狭く戻ってくる…とかそういう言葉があったような。
今はゲームの収束期なんではないかと。この後巻き返して大きく広がっていくのか、あるいはこのまま「昔はあんなのがあったよねー、懐かしいよねー」と一時の流行で終わってしまうのか…は分かりません。
何かで巻き返して欲しい…坂口氏のコレが何かのきっかけとかそーいうのになれば…と、まあ、最大限の希望的観測は持っておきます。しかし…さて、どーなりますやら。
amazon全検索:ファイナルファンタジー
04:28 PM | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
この記事へのトラックバック一覧です: 私の場合は「VI」まで: