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01/22/2005

やっぱり廃棄かよ

米議会筋によると、ハッブル宇宙望遠鏡の延命措置を図る飛行計画が2006年の予算案から外される見通しに(Yahoo!)…つまりは「廃棄」ということで。廃棄ったって持って帰るわけにもいかないので(予算が…)太平洋に落とすことになりそうです。…もったいないんですけど…仕方ないか…。

ハッブル宇宙望遠鏡(JAXA)は1990年に打ち上げられました。今年で15年、宇宙にいることになります。目的は地球上だとどうしても観測の邪魔になってしまう大気などの影響を受けにくい宇宙空間での観測…だったのですが、実際はそうすんなりとはいかず。なんだかんだでトラブル続出してましたが、それでもやはり貴重なデータを送り続けてきました。
ちなみに「ハッブル」とは「EdwinHubble(1889-1953)」(Wikipedia)のことで、膨張宇宙を発見、ハッブルの法則を…という方なんですが…法則の細かいところなんかはよく知りません(汗。宇宙がずっと広がり続けている…ということを明らかにした人、というように捉えてます。
ハッブル望遠鏡に関するサイトは二つ、あります。ESANASAと。…当然ですが両方英語です。

たしかに老朽化…というよりも修理しようにもホイホイ行けない場所にある施設なわけですが。…惜しいなあ。やっぱり。こういうのはもう今後打ち上げたりしないんだろうか。世界的にも宇宙関連てのは予算縮小傾向にあるわけですが…日本なんて前々からずうっと少ねーや、チキショウ…こういうがなくなっていくのも歴史なんだろうか…とか。
ともあれ…今までお疲れ様でした。そして…ありがとう。色んなもの見せてくれて。

文庫:ブルー・プラネット―星のパイロット〈4〉 笹本祐一(ソノラマ文庫)…いわゆる近未来SFですけど、冒頭にハッブル望遠鏡回収のシーンがあります。

04:53 PM | 固定リンク

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